インバウンドと福岡とホテル

■増え続けるインバウンド重要、足りなすぎるホテル

福岡は韓国が東京よりも近くにあり、そこから数多くの韓国人がツアーなどで来ていて、ドラッグストアなどで日本の質の高い化粧品などを安く買っていっている。

この来てる人の数と船などのサイズが半端なく1度に万人の単位で人が来ている。

 

いわゆるインバウンドは昨今増え続けていて、中国人、韓国人、台湾人、などが数多く日本に来ていて、その数年間2000万人にせまる勢いで急拡大している。

 

そうなると圧倒的にまず足りなくなるのがホテルである。

今の日本は本当にホテルが足りない。東京、大阪、京都、福岡、北海道、どこでも事前から予約しておけば安く取れるものの、ぎりぎりでもなれば9平米しかないアパホテルですら数万円となっている有様だ。

昨日も博多ではアパホテルで12000円、大したことない10数平米のとこで16000円が最安値であった。

 

実はホテルの値段は地方でも大阪や東京などでもさほど変わらない。

ところがマンションの値段は地方と東京では大きく異なる。

 

■東京の不動産価格と福岡の不動産価格

東京の港区など不動産価格は上がり続けていて、今や50平米で20万以上、70平米で30万以上、10万ではさほどいい家には住めない印象だ。

 

ただ福岡はとにかくまだすべてが安い。そしてクオリティもそこそこある。

ご飯も美味しくてとても安い。居酒屋など大手チェーンなどでは入れないくらいのクオリティを感じる。ラーメンも安くて美味しいお店がたくさんある。女の子の店も可愛い子がいてもすごく安い客単価で遊べる。六本木の半分のイメージ。

 

マンションだって安い。博多駅で70平米で15万でそこそこいいとこに住める。東京の感覚だと30万くらいのものだろうか。

 

今はどこも更新の度に家賃を上げたいと言ってくる。解約した物件を見てもうちで契約していた金額の倍の価格で出ていたり正直驚いたりもした。

 

ちなみにシンガポールは東京よりももっと高い。近年では海外に行ってから日本にくるとすごくクオリティが高いのにプライスは安いことを感じる。

博多は東京(といっても私が生活してきたのは六本木界隈)よりもぐっと安い値段で高い質の生活を送れる。

 

■福岡と東京の差とは!?

東京は日本の中でも断トツで富裕層も多いし優秀な人も多い、大きなことをやろうとしてお金が集まりやすいのも東京であろう。お金を稼ぐには日本では最高の環境ではないだろうか。地方のお金持ちと東京で会うお金持ちは桁が違うイメージがある。

 

富裕層で言えば、東京、シンガポール、ハワイなどは身近にそういった人がごろごろいるイメージがある。もちろんニューヨーク、シリコンバレーにはもっと凄いゾーンがあるのだろう。

あくまでこれは私からの視点の話だ。

 

■チャンスに感じるインバウンド重要、足りなすぎるホテル需要、安すぎる福岡の不動産

ただ東京の不動産価格などを見ているともうババ抜きのように高値で取引されていて、何かあれば一気に暴落するだろうなとすら思うような状態に感じる。

正直、買う気にもなれないし、借りる気も落ちてしまう。

人に払う給与も高騰しすぎているようにも感じる。エンジニアなどもそうだろう。飲食店も結構張っていかないと採用は難しくはなってきている。

 

商売の基本は、「出来るだけ安く買い、コスパ良く付加価値をつけて出来るだけ高く売る。」「出来るだけ早く回収し、出来るだけ遅く払う」

 

そういった意味で東京はすでにとても高くなってしまっているようにも感じる。ただ、それにはもちろん理由もあって地方の大半は過疎になってきてしまって人口の減り続ける日本でやっていける唯一のとこになってきているという背景もある。

 

■今後

東京にしても今後は、空港の近い品川、浜松町などの地価はまだ上がりそうだ。東京にいるならやはり港区は便利で仕事しやすい。

 

日本で今後まだまだ注目を集める「民泊」。弟を中心に進めているが東京の不動産では利幅も小さく大変なので、そうゆう意味では福岡は確かにすごくいいかもしれない。

 

日本で最もアジアが近い場所で地価も物価もまだまだかなり低い状態にある。

それでいて外国人(韓国人、中国人、台湾人など)が鬼のように入ってきている。

 

いい不動産商品をつくっておけば東京の割高不動産にババ抜きを感じた人は流れてくるだろう。