2016-08-22から1日間の記事一覧

【宅建】抵当権2

■抵当不動産の第三取得者抵当権が設定されている不動産を買い取った(所有権を取得した)者を、「抵当不動産の第三取得者」といいます。抵当権が実行されたら所有権を失ってしまうのに、そんな不動産を買う人がいるの?と思われるかもしれませんが、実際いる…

【宅建】抵当権

■抵当権とは?抵当権とは、目的物を競売にかけてお金に換え、そのお金から優先的に弁済を受けるための権利です。たとえば、AがBに1,000万円を貸したとします。しかし、Bは他の人からも1,000万円を借りていました。この場合、Bが1,000万円の土地を持って…

【宅建】売主担保責任 〜他人のものでも得ることは可能!?〜

■他人物売買売買の目的物である土地や建物の全部が、実は他人の物であった場合です。まず前提として、他人の物を売ってしまう契約も有効だということを覚えておいてください。そして契約を締結したにもかかわらず、売主が目的物を取得して買主に移転できない…

【宅建】連帯保証

■保証債務との共通点・契約当事者は、債権者と連帯保証人である!・連帯保証も保証の一種であり、附従性、随伴性が認められる!つまり、主たる債務者に生じた事由は、すべて連帯保証人にも効力を及ぼします。詳しくは前回の保証債務の附従性、随伴性の説明を…

【宅建】保証債務について

債務者が債務を履行しない場合に、他の者(保証人)がその債務を履行する責任を負うことを保証といい、保証人の負う債務のことを保証債務といいます。Aさんがマイホームを購入するため、Bさんに1,000万円の借金を申し込みました。Bさんは、Aさんがきちん…

【宅建】契約解除するには

解除とは、いったん有効に成立した契約を解消させて、その契約が初めからなかったものとする制度をいいます。解除には「法定解除」と「約定解除」があります。法定解除とは、前ページでお話した「債務不履行」を理由とする解除です。約定解除とは、契約の両…